会長あいさつ

宮西連区の皆様におかれましては昨年1月に発生しました新型コロナウイルスにより何かと不自由な生活を強いられていることとお察し申し上げます。日頃は地域づくり協議会の運営に多大なるご協力を賜り誠にありがとうございます。新型コロナウイルスの終息の見通しが立たない中、令和2年度では地域づくり協議会をはじめ連区各団体の諸行事がほとんど休止となりました。令和3年度につきましては「自助」「共助」の体制強化に向けた情報ネットワーク構築の一環として、これまで休刊となっていました「宮西だより」を「宮西通信」として発刊することになりました。

地域づくり協議会について馴染みのない方もお見えになると思いますので、改めてご案内申し上げます。地域住民の共通の利益促進、生活環境の保持。改善、併せて文化。福祉の向上と豊かで住みやすい地域づくりに寄与することを目的とした協議会です。安心安全部会、思いやり部会、文化・教養部会、広報部会の四部会で構成し、それぞれの部会に割り当てられた事業を企画・実施しています。

令和3年度は常設部会のほかに提案事業としまして、「命のバトン事業」「交通安全啓発事業」「防災事業」の三事業を実施します。「命のバトン事業」はすでに一人暮らし高齢者の皆様に民生児童委員協議会で実施していますが、今回は75歳以上のご家庭の皆様すべてにバトンを配置させていただきます。「交通安全啓発事業」は老朽化した啓発看板をリニューアルし再設置いたします。「防災事業」では折り畳み式リヤカーを2台購入し宮西公民館内に倉庫を設置、収納します。いずれにしましても、各事業を推進する上で「オール宮西」での取組みが重要となってきます。

現在、宮西連区には57の町内会があり、11のブロックで構成され、それぞれにブロック長が選任されています。毎月(8月、1月を除く)ブロック長会議を開催していますが、その内容が皆様に伝達しきれていないのが現状です。令和3年度はこれまで各種団体単位で開催されていた会議に加え、団体責任者を一堂に会しての「連区責任者連絡会議」を開催し「オール宮西」体制で進めてまいりたいと思いますのでご理解、ご協力をお願い申しあげます。

令和3年度は一宮市制100周年と中核都市へ移行の年です。宮西連区も中核都市の中で更なる変貌を遂げたいと考えております。令和3年度の計画がコロナ禍により円滑に実施できるかは不明ですが、この困難な時にこそ地域のつながりを強固なものにすることが重要であると思います。連区の皆様には日頃の活動に感謝申し上げますとともに、令和3年度も皆様のご協力によって前進してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

最後に、皆様には感染対策を充分に行い、この危機を乗り切っていただきますとともに、一日も早いコロナウイルスの終息を願い、皆様のご協力のもと連区の活動が心おきなく開催できることを願っております。